陽焼けたセリフが邪魔する

推しについてのひとりごと

文句は観てから言おうと思った〜所謂ニョロ案件というやつ〜

※文句たらたらです許してね

なんやかんやで屋良くんの情報サービス入ってました。こんにちは。情報サービス入ってから舞台まだかな舞台まだかなってずっと楽しみにしてたんですよ。

 

学校にいる時に発表されて詳細見ずにるんるんで家帰って詳細とか反応とかいろいろ見てたら色々言われててちょっと萎えた。演出家の評判がマジで地の底。人質とか捕まったとか言われてる。どうしよ。

 

この演出家の舞台観たことなかったし、いくら評判が悪いとはいえそれに乗っかって見もしないで文句だけ言うのは私のスタンスには反するので、この9000円はドブに捨てる覚悟でエントリーしました。

 

 

以下舞台感想↓

今回観劇したのは『イキヌクキセキ〜十年目の願い』。ちょっと歌あるストプレ。これを世間では音楽劇と言うらしい。

ドブ金覚悟舞台なのに席が近すぎてこの運をSHOCKで使いたいと心から思いました。SHOCKを前方で観たい。

私が噂に聞いていた“案件”の特徴は

①わけわからん映像の多用

②暗転による繋がりのない場面転換

なわけですがまさにその通りすぎて笑ってしまいました。

大まかなストーリー書こうと思ったんですけど私の文章力ではあのストーリーを簡潔に説明できないです。

超雑に書くと

主人公が故郷の食堂(地元民の憩いの場)でバイト→そこは主人公の同級生のお母さんが震災で亡くなった場所→主人公の同級生は結婚するのでこの食堂で結婚式あげたい→ついでに同窓会も兼ねて震災で卒業式出来なかった自分達の卒業式もやりたい→やる

みたいな感じです。これじゃ何もわからないw

感想としては、

・冒頭の屋良くんのエアリアルティシュー(合ってる?)はよかったけどそれを映像の後ろで、かつ津波に飲まれてるという設定でやるのがもうよくわからないセンスしてる。

・その後風の電話に屋良くんが訪れるシーンになるわけですが、私が見落としてるだけかもしれないけど風の電話になぜ屋良くんが来たのかが最後までわからなかった。あとのちにここで松平健さんに出会ってなければ死んでたかもってセリフが出てくるけど何をそんなに悩んでたか結局言及されなかった(はず)。

・落としても割れないように小道具のグラスが全部プラスチックらしくて、乾杯しても音がしない。チープ。

・舞台の下手でなんかやってる時に上手で場面転換しないで欲しい。気が散る。

・全体的に被災者の方が観たら怒りそうなご都合主義。勝手にケジメつけるな。ハートフルで片付けちゃダメでしょ。冒涜って言われても知らんぞ。

・唐突なマツケンサンバwithひまわり。ここの屋良くんのブレイクダンスは超キマってました。かっこよかった。

・いくらいじられてる方がブス売りしてるとはいえ、ジャニーズ主演で女性がたくさん観に来てる舞台で女性の容姿いじりはどうなの?

・結婚式のシーンでみんな革靴パンプスなのに屋良くんだけ白スニーカー履いてたから「着替え間違えちゃったのかな?」なんて思ってたら新郎新婦がジーパンスニーカーの装いで入場。いくら街の食堂でやるカジュアルな結婚式とはいえもうちょっとどうにかならなかった???

・全体的に役者の無駄遣い。これは“捕まってる”。

・歌われる曲が書き下ろしじゃなくて既存の曲で、それは別にカタログミュージカルってだけだから別にいいんですけど、名曲の力を借りすぎかな〜と思いました。曲以外と曲のつり合いが悪かった。

・全てが唐突、断片的。コンテンツの繋がりがあまり感じられない。

 

 

学生の自主制作の演劇だと思えばまあまあ面白いかなって感じですけど9000円徴収するプロの商業演劇でこれはちょっと。みんなが案件案件人質人質言う理由がわかりました。なぜこの演出家にコンスタントに仕事が来るのか意味不明。ジャニーズなんか弱みでも握られてるのかな???

 

というわけで期待せずに行ったわけですがそれがいい意味でも悪い意味でも裏切られることはなかったです。3時間座ってるのがキツかったこれは修行か何かですか?虚無舞台とはこういうものかしらという気分。もう誰が出ようとこの演出家の舞台は行きません。そして秋のDOGFIGHTに期待しようと思います!!!!!!!!おわり!!!!