陽焼けたセリフが邪魔する

推しについてのひとりごと

所沢にフラメンコを観に行った

 

なんやかんやで今井翼さんのファンになって早2年が過ぎ去ろうとしています。滝翼担残党のマイです。

 

今年のシスティーナ歌舞伎は遠すぎて行けず、GOEMONは中止になり、代替公演のトークショーはスケジュールが合わなかったので今井さんの舞台を観に行くのは初めてでした。

 

まず会場。ところざわサクラタウンという出来立てほやほやの施設内にあるジャパンパビリオンホールAというホール。もともとライブハウス仕様になっているらしく、傾斜が全くない。13列目までは平面で、14列目からは2列ずつ段が上がっていくつくりなので、段なし後列なら、14、15列目くらいの段あり前列の方が観やすいです。絶対。事実私は段があるところの席だったので、フラメンコで大切な足まで全部観ることができました。あと椅子が会議室にあるようなものを並べてある感じでした。

 

ところざわサクラタウンはオープンして初めての週末だったらしく、家族連れやカップルがたくさんいました。飲食店はまだ手探りな感じ。現代建築っぽい建物やおしゃれな本屋、座って休憩できる階段なんかもあってなかなか楽しかった。

 

会場についてはこのくらいにして、本題にいきましょう。フラメンコ。今回は今井さんは主演でもなければ自社公演でもなく、特別出演という位置づけだったので、出番少ないだろうなと思ってましたが、見せ場がいっぱいありました。出番自体はそんなになかったかもしれないけど、公演全体を通しておいしいところをかっさらっていった感じ(私感)。こんなにおいしいところを今井さんにくれてありがとう!!!!って思ってます。

 

まず最初の出番がカンテだったんですよ!!!最初に歌うなんて思わんやん???とっても素敵でした。スペイン語は大学でちょっとかじってる程度なので全く歌詞はわからなかったけど。

次の出番は確かペアの演目だったはず(うろ覚え)

なかなか大人のいい男になってきたねえ!!!!いいねえ!!!!イケオジ最高!!!みたいな記憶しかない。

あとソロもあった。息するの忘れるくらい見入ってしまった。

最後の曲で、後ろの方でニコニコしながらパルマしてる今井さんがとても素敵でした。「y!」=英語で「and!」(記憶が正しければこう言っていたはず)と今井さんが音頭をとって曲が繰り返されるのですが、その音頭を今井さんに任せてくれたカンパニーの皆さんの暖かさが沁みた。

バーンザフロア然り(観たことないけど)、実力あるプロ集団の中に外から飛び込んでいくことはとても大変だと思うけれど、そこに飛び込んで自身をどんどん高めていく姿勢と実力、そんな今井さんを受け入れて認めてくれる皆さんの人間性の両方に感動しました。

 

 

そんなこんなで初めて生で今井さんを拝んできたわけなんですが、彼のポテンシャル半端ないね。まず姿勢が超いい。立ち姿が綺麗。人の立ち姿でこんなに感動したのは初めてです。あと腰の位置が高いのに重心がちゃんと低いから、安定感が半端ない。立ち姿に加えて全身の骨格が素晴らしいので存在が芸術でした。基本的に野鳥の会をするタイプのヲタクなのですが、今回は今井さんから溢れ出るオーラ?雰囲気?みたいなものが凄すぎて双眼鏡ほぼ使わなかったです。双眼鏡使うのがもったいないって思ったの初めて。

 

今井さんのインスタのプロフィール欄には「表現に貪欲です」と書いてありますが、本当にその通りなんだなあと思いました。ここに立てて幸せ、踊れて幸せ、嬉しい、っていう気持ちや、フラメンコに真摯に取り組んできたということがひしひしと伝わってきました。人前に立って何かを表現することが好きで好きで仕方ないんだろうなぁ。それに実力も伴っているのですごい。かと言ってその実力に自惚れてる感じも全くせず、もっと上を目指して努力し続けているのが彼が彼たる所以なんだろうなと思いました。

表現に貪欲な今井さんの今後のパフォーマンスが楽しみです。だいぶ出遅れたけどファンになれて良かった。